Netflixの番組『King of Collectibles』でおなじみ、スポーツメモラビリア界のカリスマ Ken Goldin氏が、ついに日本へやって来ました。
今回はGoldin Auctionsとしては初の東京での展示イベントということで、自らが選び抜いた貴重なアイテムを携えての来日です。

彼と一緒に来日したのは、スポーツ部門の責任者 Dave Amermanさんと、コンサインメント(委託販売)担当ディレクターの Ryan Krupaさんという頼もしいお二人。
会場では、ジャージやカードなどを委託したいという日本のコレクターたちと熱心に交流していました。
イベントが行われたのは、池袋にあるトレーディングカードショップ「BlezAsia」。
6月14日(土)の開場前から、すでにお店の前には長い列ができていて、会場が開くと同時に大勢のファンがKen氏のもとへ一直線。
特に、展示されていたニューヨーク・ヤンキースの伝説的選手ミッキー・マントルが試合で実際に着用したジャージの前では、足を止めてじっくり見入る方が多く見られました。
Goldin社は、スポーツメモラビリア市場の世界的リーダーであり、2024年には大谷翔平選手が放った「50本塁打&50盗塁達成の記念ボール」を約6.8億円で落札させるという快挙も達成。その影響力もあり、親会社であるeBayも世界展開に力を入れています。
そして6月16日(月)、霞ヶ関にある「Mint Lab 東京」では、DaveさんとRyanさんがトレーディングカードを紹介する撮影も行われていました。
実は今回の来日に先立って、私はDaveさんとメールのやりとりを重ねていました。
やり取りの中で、「タダヒロのコレクションは群を抜いている。ぜひ日本に行ったらLayupshotのミュージアムを撮影したい」と言っていただいたのがきっかけでした。
そして、16日当日の朝。「ぜひミント・ラボに来てほしい」とお誘いをいただき、私は急きょ撮影が行われている霞ヶ関のMint Lab 東京を訪問しました。
現地では、ゴルディンチームの撮影の様子を間近で拝見しながら、DaveさんとRyanさんとの対面を果たすという、とても貴重でありがたいひとときとなりました。
Mintのスタッフの皆さまには、当日大変親切にご対応いただき、心より感謝申し上げます。
そして何より驚いたのは、霞ヶ関という官庁が立ち並ぶエリアの中に、まるでスタジオのような空間でトレーディングカードの世界が展開されていたことでした。
あの場に身を置いたことで、カードというカルチャーが持つ新たな可能性と、Mintの皆さんが創り出している空気感の素晴らしさを強く感じました。